屋形船で優雅に観光?それとも賑やかに宴会?

屋形船の始まりは平安時代

平安時代、貴族達が邸宅の庭に拵えた池に舟を浮かべて、遊びに興じた事が屋形船の原型といわれています。それから時代が下り、江戸時代になって屋形船の人気は全盛期に。江戸では隅田川、京都では桂川、大阪では淀川、などと言うように全国各地で人気の遊興であり、花見の季節、夏場の涼や花火見物、秋は紅葉、冬は雪景色、と言うように、四季を通して愛用されました。また、祭りや、大名、商人の権勢にも利用されるなど、江戸時代には無くてはならない存在。それが屋形船だったのです。

屋形船で優雅に遊覧しよう

一時期は衰退した屋形船ですが、現在、再び増えている傾向にあります。なんと言っても、お座敷つきの船で、ゆっくりと流れる景色を見ながら食事を楽しむと言うのは、それだけで少し高級な世界に迷い込んだように感じられますよね。事前予約をし、料理の注文を出しておけば、後は船に乗って四季の景色を楽しむだけです。出てくる料理もバラエティー豊かで、温泉旅館のような会席料理からお弁当、ちょっと摘む程度のスナックフードまで、予算に応じて選べます。

屋形船で宴会と言う選択肢

会社や組織の花見、忘年会などで宴会をする事がありますよね。そんな時に、屋形船と言う選択肢はどうでしょうか。屋形船を運航する船宿には、宴会コースと言うものが存在しています。人数が多いほど、1人当たりの単価も下がり、1人5000円から、立派な会席料理やオードブルを注文する事が可能です。アルコールが入って宴も酣になってくると、1人位は酒癖の良くない者がいて、関係の無い客に迷惑をかける場合もありますが、屋形船は身内しか居ない川の上。少なくとも無関係の客に迷惑をかける事はありません。しかし、前後不覚になると、そこは船上。しっかり気をつけましょう。

屋形船は船の中にテーブルが用意されていて、その中で食事をしながら船外の風景を楽しめるものです。この船を利用する事によって今まで陸からでは見えなかった風景などを楽しむ事ができます。